美少女戦士セーラームーン

 うさぎと衛の話が中心なんだけど、同時進行で描かれるレイの前世に対する嫌悪の姿勢が面白い。プリンセスを守る戦士だからというまこちゃんを否定したり、美奈子と対立したり。その根本はふたりがあまりに前世に縛られすぎて、今自分たちが本当に守るべきものを見失っているようにみえるからでしょう。守るべきはプリンセスではなくうさぎと、そして今を生きる人々だということを主張したいんじゃなかろうか。地球を守る戦士たちの対立。そもそも衛んとこの四天王だって本当に戦うべき相手ではないわけで。何のために戦うか自問し、自分なりの解答を相手にぶつける。そうして生まれる絆がこれから描かれていくのではないでしょうか。本当に分裂しちゃうかもしれないけど、それでも腹括ってぶつかっていくレイさんはかっこいい。