蒼穹のファフナー 第16話

 良かった。本当に。ツバキ(名前、乙姫じゃなかったの?)が島の住民、そしてフェストゥムにさえ「選ばせる」余地を与える。一騎元母の意見は前回で却下されているから、フェストゥムは既に会話という選択肢を放棄している。一方、人類軍によって拘束されていたアルヴィスの面々は、ツバキに導かれるようにそれぞれの在る場所へ。彼らは島を守るために立ち上がる。灯台に登ったツバキの元へフェストゥムが迫る。そこへ突如現れる謎の機体。「おかえり」紅く燃える拳。うわ、あのファフナーがかっこよく見える!なんてこと。圧倒的な戦力差でフェストゥムの「頭」を追い詰める一騎であったが、敵に姿を隠され見失ってしまう。そこへ総士の通信が。何故帰ってきた、との総士の問いに、知りたかったと一騎は返す。外の世界には何があるのか。総士は何を考え、島に戻ってきたのか。総士は全て抱えて苦しんでいた。翔子や甲洋のことも、一人で抱え込んできた。そして島を守るために戦ってきた事を知った、と。この辺は涙するには至りませんでしたけど、ちょっとブルっちまいました。なんてこと。(二回目)総士を傷つけてしまったという自責の念から生まれる自己否定でファフナーと同調していた一騎は、今度は逆にフェストゥムの力を取り込むという能力を手に入れていた。否定から生まれる力が肯定から生まれる力に逆転した、とみていいのかな。島を守る。その一点をもって一騎と総士は同調する。動きは少ないながらも、BGMの効果もあり、戦闘シーンは凄みのあるものとなっておりました。保険の先生も良かったですね。彼女も、ツバキを守るという選択をしたんですね。あ、あと、思わせぶりなセリフが無かったのも良かったです。総士の「お前なのか、ツバキ」というセリフも、今までだったら「ツバキ」の部分を削除して意図せずにうやむやにしていたところがあって、「あれを使うのか」ってあれってなんだよ!なんてフラストレーションが今まであったんだけど、それが無かった。とても見やすくなってた。どうでいいけど、朋友というサブタイから蒼天の拳を思い出してしまいました。今は読んでないけど。ポンヨウ……!