蒼穹のファフナー 第24話

 前半と比べて後半の評価が高い一因として、大人と子供が相互理解に努めていることにあると思う。子供は大人を、大人は子供を別の生き元として認識しているかのように描かれていた*1から前半は見ていて居心地が悪かったんだなあ。とか。剣司は愛されているんだな。こんな状況にあって戦線離脱する人間にまで思いを巡らせるのは困難な事だろうから。息子の残り少ない命を有意義に使わせてやりたいと願う一騎父。何としたことか、前半の思いやりの足りないようにみえた*2大人達がこんなにも子を想っていたとは。横の繋がりも一層濃く感じられるように。座標を腕に描くシーンとか、いいね。また設定上でも「一人も死ねない」とされ、緊迫感とともに「全員が生き残る最後もあるんじゃないか?」と希望をもたらしてもくれました。衛が望んだようなハッピーエンドになりますように。あと、真矢が何故同じ崖を上るかまで語られていて、前半の取りこぼしを丁寧に拾っていたのもナイス。そうか父の背か。あんな親父様でも……。ウウ。紅音フェストゥムがホネホネしくてかっこよかった。紅音と史彦の対話、緊張感があってよかったですね。*3フェストゥムとは土から生まれたもの。あらゆる概念を人間から学んで今の形がある。「我々」とはつまり「無」であるが、「我々」と融合しない個として紅音がいる。そして紅音からもたらされた情報を組み入れ、子供達は旅立つ。コアの入手と総士の奪還が目的、作戦名は「蒼穹」。次回最終回、1時間SPです。今回は制作協力にボンズの名前が。そういえばフェストゥムフェストゥムのシーンがいつもの戦闘シーンと温度が違っていたような気が。爆発エフェクトが見れたのも珍しい事。

*1:実際細かい設定を辿れば、ファフナー搭乗者は違う生き物なのかもしれないが

*2:まあその筆頭が島を裏切ったゆきっぺだったりするわけだが

*3:どうでもいいけど史彦って婿入りだったのか。