ローゼンメイデン 第12話 最終回

 実に迷い無く、美しい最終回でした。気品に満ちた真紅の心が折れかける、とそこへ、真紅にあれこれ叱咤激励を受けてきたジュンが彼女を守るために立ち上がる。なんかこう、いいよね。恋愛とか萌えとかでなくて、先生と生徒みたいな関係だったのかな。いや家庭教師みたいな、もう少し個人としての距離が近い感じ。無理やり押しかけられて迷惑も被ったけど、なんだかんだっつって目をかけてもらって助けられてきた。実の姉ののり以外の他人がいつもそばにいてくれた。これはジュンくんにとって大きな救いになっていたんではないか。たまに街に出ても同級生の姿に怯える。他人の目線が気になる。そんな自分の隣にいつもいてくれた真紅。変わらぬ気品をもって。立ち上がる少年。そして次のステージ、現実へ。いつものパーカーからシャツに着替えただけですごい爽やかさんに見えるな。そんで真紅さんであるな。キリッとシャキッといつも美麗な姿を維持し続けた*1主人公。かっこよかった。このアニメは真紅さんありきで、この人があったからこそこのアニメは一本芯が通ってる印象を受けた。あんまし最近見なくなったタイプの、理想のために自分を崩さない主人公でありました。あと雛苺の無邪気さが子供子供してて良かったです。あんましあざといキャラがいなかったのも良かったね。水銀灯さんがその分、悪を楽しそうにやっておられててそれはそれで美しかった。お遊び回がありつつも、ブレの無い構成でした。いいものをありがとう。

*1:ただし、くんくんの前では無効。このギャップがまたたまらんのだ