まなびストレート!がストレートにおもしろい

 これだけは書かないと。まなびストレート!はっきり言って、すごい好き。
 これはあくまで僕の解釈なんだけど、学園祭がらみに関して言えば、まなび達は派手な手を何度か打ってるけど、すぐに目に見えるような効果てのは上げてないのね。桃葉の放送室ジャックしかり、まなびの時計塔のフリしかり。それでも人が徐々に集まって、みんなで新生徒会室を建て直す、というのは、僕は地道な署名活動が効いたからだと思っているのね。そう信じたい。
 まなびという作品は、ときおり名も語られない生徒のやり取りが挿入される。まなびたちとは関係ないところで、スポーツ青春してみたり、駅前の何ちゃらの話をしたり、署名活動を助ける助けないで口論したり。それで、今回はこれまで出てたかどうかもわからない子達の演奏シーンをクローズアップして見せたりする。
 まなび達は特定の誰かに語りかけているのではなく、生徒全員に対して訴えかけているわけで、こうした名も知らない子達の青春の積み重ねが、まなびたち生徒会のそれとは別の形で今回ついに表に出たんだと思う。当のまなびたちは一仕事終えたつもりでやきそば食ってるって言うのにだよ。
 だからこれは大まかに言って若さ、幼さの秘めた力強さっていうのの素晴らしさを語っているアニメなんであって、究極的には主役はまなびでもみかんでもなく、生徒達全員だよ、ということなんだろうと思う。でなければ、これまで役も与えられていなかったいち生徒の演奏シーンに、こんなには割かない。あそこに主役達が集結していたんだね。
 甲子園でもダンス甲子園でもいいけど、若さの爆発というのは純粋に素晴らしいし、見ていて清々しい。だから僕には、若さの、力強さの集約されたまなびストレート!がストレートに響いてくる。