スカートの中なんて見なければよかった

 去年から個人的に勝手に始めたアニメぱんつ大賞ですが、二回目にして早くも企画は座礁に乗り上げることに。
 だって……。2009年のアニメのパンツ、何を語れば?*1
 「初恋限定。」の、無いと思われたアニメに、一話からドぱんつを披露してくれたのは素晴らしかったし、「ニードレス」の物量と、リフレクチラ*2を引き継いでくれたことには感動しましたとも。「おまもりひまり」のカラフルぱんつもしかり。「あの」テレ東での「ニッチぱんつ」に至っては、もはや「事件」と言えるほどのインパクトを視聴者に与えてくれました。
 だが、何かが足りない……!
 そう、こだわり……!そう、愛です!
とある魔術の禁書目録」における、一撃必殺の、一話限りの気合ぱんつや、体育館の床に反射してほのかにぱんつが見えるという奇抜な演出で、ぱんつの醍醐味「見てはいけないものを見てしまった」という背徳感をこれでもかと揺さぶった「true tears」を上回るぱんつは、今年は現れませんでした。
「見えました、じゃあ満足です」
 NO!それで我々は満足出来ない!
 もっと愛のこもったぱんつを!渾身一撃のぱんつを!
 そしてこの記事で、僕は愕然としました。
http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20100331/1269975406
 ちゃんと見てたのに気付かなかった……!彼女ら、スパッツ着用だったのか!!*3
 ……すべての望みは絶たれました。
『何をいってるんだお前は。プリキュアでぱんつが描かれないのは歴史が証明しているじゃないか』
 皆様そう思われたでしょう。そのとおりです。プリキュアではぱんつは描かれない。
 でも、
「スカートの下にはぱんつが存在している!そこにはスパッツや美琴短パンなどの障害物も無く、ただ純然たるぱんつが!」
 その可能性さえあれば、私はたとえぱんつが見れなくても、ちょうミニスカのギリギリ境界線に夢を抱き続けることが出来たのです。
 
 ミニスカ少女がヒロインのバトルアニメで、ぱんつを見せてはいけない、という縛りはアニメーターに置いて頭の痛い難題でしょう。しかし、そのようなアニメの多くは子供向けであることが多いですから、当然の制約とも言えます。
 宙を舞い、足を高く振り上げ、時には中空に投げ飛ばされる。そんな激しいアクションをさせて、「ぱんつが見えない」ことが不自然ではないレイアウトをこさえるのは至難の業。
 しかし、見せないことを念頭に置いてコンテ・作画作業をしていくと、今度はアクションが死ぬ。
 かっこいいアクションとぱんつを見せない工夫。この難題に歴代のプリキュアスタッフは応え、プリキュアでしかできない、高速かつ迫力あるプリキュアアクションを完成させました。カメラにぶつかる勢いで吹っ飛んでくるプリキュア、タメのある重そうなパンチやキック。全く手加減の無いガチのアクションシーンにあってなお、ぱんつはチラリとも見せない。頭の下がる思いです。本当に。
 過酷なことに、さらにもうひとつの制約がプリキュアシリーズにはあります。「よりかわいいコスチューム」です。おそらく山のような資料を参考にし、咀嚼し、前年を超える、少女たちが「かわいい」、「着てみたい」、そう思わせるコスチュームを。そうして出来上がった去年の「フレッシュプリキュア」のコスチュームは、確かに前年に勝るとも劣らないかわいさでした。かつ、幾重にもあしらわれたフリルにより、今まで苦戦をしいられてきたぱんつとの勝負を回避することに成功したのです。これで自由に彼女らをアクションさせられる……はずでした。
 しかし、出来上がったアクションの何割かは正直、格好のよろしいものではありませんでした。真後ろの構図をとることも出来るため、あらゆるアングルからプリキュアたちは描かれましたが、ぱんつを見せられないからこそ描かれなかった彼女らのはしたない姿まで我々は目撃してしまったのです。ぱんつが見えるようなアングルを描いてはいけないという枷が外れた結果でしょうか。要するに、ぱんつに対する美学がそこにはなかったのです。
 おかしな話ですね。「無い」ものに美学を見出そうとするなんて。
 しかし、それでも、だからこそ、バトルヒロインものにおいて、見せる・見せないの区別なく、ぱんつは「意識されなければいけないもの」だったことの証左が、このフレッシュプリキュアで皮肉にも証明されてしまった、と言えるのではないでしょうか。
 かつて、ガドガードにおけるヒロイン・アラシさんのあの鉄壁のスカートに、我々はどれほどむふむふしたことか!
 「ハートキャッチプリキュア!」のスパッツ装着そのものを非難するわけではありません。そんないわれはないでしょう。でも、あれだけのすーぱーミニスカを履いているのであれば、「その下にはぱんつが!」という淡く儚い希望未満の単なる自己欺瞞を、私は抱いていたかった。スパッツ派が「あの下にはスパッツが」と熱望し続けたのと同じように。あの下がどうなっているかは、最後まで「ナイショ」であってほしかった。
 だって……!スパッツ履いてるなら最初からスパッツ見えるデザインにすればよかったじゃん!ブラックみたいに!そしたら初代の頃になぎささんのスパッツに(ryって素直に出来たようにハートキャッチの二人のスパッツも愛でられたのに!*4
 願わくば、今後はスパッツ派に夢を与えるような描写があらんことを。なぜなら、彼等も、我らぱんつぁーと同じ夢追い人なのだから……。
 
 アニメにおいて、スカートの中身が全てではありません。しかし年に一度のぱんつ記事なので、今回ばかりはお許しください。

 最後に。 
 更新日が日をまたいで4月1日になってしまったことに深い意味はありません。俺のぱんつ*5愛だけは本物なんだぜ。

*1:つか、振り返る時期が遅すぎる

*2:去年の大賞記事参照のこと http://d.hatena.ne.jp/jujuru/20090116#p1

*3:ハートキャッチプリキュア!は2010年のアニメでは?という意見はスルーします

*4:結局スパッツも好きなんですよこの人

*5:二次元に限る