話数単位で選ぶ、2015年TVアニメ10選

に、参加します。


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ルール

・2015年1月1日〜12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。

・1作品につき上限1話。

・順位は付けない。


2014年の記事はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/jujuru/20141228#p1
2013年。
http://d.hatena.ne.jp/jujuru/20131231#p1
2012年。
http://d.hatena.ne.jp/jujuru/20121231#p1
2011年。
http://d.hatena.ne.jp/jujuru/20120101#p1


それでは行きまっしょい。



探偵歌劇 ミルキィホームズ TD 第5話 キャロルの身代金
歌を失くした茉莉音と、失う事を恐れる少女・キャロルの邂逅。
アイドルとは、歌う・演じるとは何か、それを他人はどう評価するのか。
歌えなくなっても歌を強く求める世間との摩擦によって追い込まれる少女と、子役の輝きの消失を恐れる少女は誰も知らないところで密かに響きあう。
ミルキィホームズは第4期となるこのシリーズではサポート役に徹し、茉莉音がシリアス面をひとり背負う変則的な構成に。
今エピソードではシリアスのかせの外れた行動を見せながらも、出来る探偵ぶり(ちゃんとオチがつくが)を見せてたり、ミルキィホームズの可能性の扉がまたひとつ開いたようなシリーズでした。



放課後のプレアデス 第12話 渚にて
当番回もとても心を震わせる良エピソード揃いだったのですが、滂沱のように泣かされた最終エピソードをチョイス。
会長がななこに捧げた「どんな姿になっても、僕は君のプレアデス星人だ」という最後の言葉。これがものすごく良かった。
これは君を全肯定するって宣言ですよね。だって会長はプレアデス星人「じゃない」んですよ。あの名前と見た目はななこの創作なんです。それを否定しないとする会長の別れの言葉にななこは抱擁で返す。もう涙しかないです。
そこからの、それぞれが自分の運命線に戻る決断をするくだりはどこかやるせなく、そして力強かった。
元の運命線で出会う彼女達は今の彼女達とは別人で、そしてこの宇宙の果てまで及んだ冒険の全ては掻き消えてしまう。
それでも元に戻る事を選んだ彼女達の心境を慮るだけで涙腺が刺激されます。
とてもよいジュブナイルでした。
今年ぼろ泣きしたエピソードその1。



アイカツ 第122話 ヴァンパイアミステリー
アイカツで時たま入るドラマ回。
ヴァンパイアをモチーフにしたドラマ仕立ての中にたくさんのネタを混めたこれはアイドルの宝石箱や。
あかりサンシャイン、ジュリアスシーザーサラダなどの長ったらしい名前、スミレジェラートちゃん連呼、魔法少女バンク、美月ちゃんのわりと雑な使い方等、抱腹絶倒。深夜ドラマのチープさの再現がお見事でした。絵コンテ・カトキハジメ



響け!ユーフォニアム 第八回 おまつりトライアングル
麗奈と久美子の逢瀬の美しさは、もうこの世のものではないかのよう。
シリーズ中、幾度も語られる麗奈の凄まじい美しさは今この瞬間に頂点を迎えます。
久美子に「死んでも良い」とまで思わせる壮絶なひとときを描き出す。これは大変な事です。
このワンシーンのために注がれた作画リソースは圧倒的で、トランペットとユーフォの今にも壊れそうな繊細な合奏と相まって、視聴者自身にも「死んでも良い」と一瞬でも思わせてしまう、それは魅惑的なエピソードでした。



アイドルマスターシンデレラガールズ 24話 Barefoot Girl.
輝くアイドルの苦悩を色濃く描いたシリーズの中で、もっとも心揺さぶられた回がこの卯月ライブ回。
あの、胸に小さな灯りを抱えてジャージ姿で煌びやかなシンデレラたちの間を縫って走り抜けるシーン、あそこちょうクるんですよ。
もう、マジでなんもないんです。彼女には。
凛やプロデューサーから見てみれば色々「持っている」んだけど、それをうまく言語化して卯月に伝える事は出来なかったし、彼女自身も自分の才能を信じられなかった。最後まで。
自分の才能は信じられないけど、もうマジでなんもない事をいつか突きつけられるかも知れないけど、今卯月が出した答えは「それでも走る」なんですね。
それはもう、見ていて泣くしかなかったです。
今年ぼろ泣きしたエピソードその2。



コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜 第一話 東京の魔女
今年一番ハマったヒロインは誰か?と尋ねられたら今作の輝子ちゃんを挙げるでしょう。
神化41年、恋に落ちる輝子と、神化46年、ふたたび同じ人を想う輝子。
この描写はのちの展開の暗示にもなっていて、自分があのとき信じていた(が、離れていってしまった)爾朗像が形になって現れて二度目の恋に落ちる、ていうギミック。
時を行ったり来たりして描かれた全十二話の後に再び見る第一話の輝子の姿はほんとに心を締め付けてくるんで、一度皆さんにも味わっていただきたい。



蒼穹のファフナー EXODUS 17話 永訣の火
カノンの死と旅立ち。
竜宮島の人達に対して「死」という表現は正しくないかも知れない。
カノンは竜宮島に還った。いまもまだ、「そこにいる」のでしょう。
孤独な戦いの果てに邂逅する想い人との最後の会話、そしてカノンの涙。
己の体重と同じように静かに別れの準備を進めていくカノンに落涙は禁じえませんでした。
島の命は人によって紡がれる。ファフナーは、10年前からずっと同じメッセージを描き続け、深化させ続けました。
そのひとつの極地がここにあったような気がします。
今年ぼろ泣きしたエピソードその3。



プリパラ 第71話 誕生日の約束、かしこまっ!
なお回はほんともう、好き。
「みんなの」らぁらと「なおの」らぁらの間に知らず知らず線を引いてしまっていたなお。
でも、らぁらはいつでもらぁらなんだよ。そこに気付くまでの優しい話運びがほんと好きよ。
あと、プリパラでは滅多にやらない特殊EDにもグッと来ましたね。
Cパートの紫京院ひびきさんによる宣戦布告にもゾクッと来ましたね。単なる感動話で終わらない。好き。



ゆるゆり さん☆ハイ! #8 それは、誰もが手にする笑顔のカケラ。
サイレント演出からはじまり、ちょっと珍しい組み合わせで攻めてきたり、バラエティ豊かなエピソード。
今期は前期までより笑いへの比重が若干抑えめで、視聴者が優しく彼女達を見守りたくなるような、ほんわかしたエピソードが中心だったように思います。
円熟期に入ったかのような安定さがありましたね。



Go!プリンセスプリキュア 第46話 美しい…!?さすらうシャットと雪の城!
彷徨うシャットさんの孤独と小さな救済のお話。
トワさまから共に歩こうと差し伸べられた手を取れないシャットさん。
彼に残された美しさへのこだわりがそうさせたのかもしれません。
ミス・シャムールのさりげなく、かつ相手のプライドを傷つけないちいさな優しさに胸が締め付けられます。



今年は昨年まではあり得なかった量のぼろ泣きエピソードが3本もありました。
毎年結構な量のアニメを見ても、まだまだアニメを味わい尽くすにはほど遠いようです。
来年はどんなアニメと出会うでしょう。
そしてアニメを通じて、またみなさまとお会いしましょう。
よいお年を。