BanG Dream! 5th☆LIVE Day2:Roselia -Ewigkeit- 感想

ライブへの道すがら、楽しいことを考えようと、とにかく今日を楽しもうと思ってたけど、しかし、どう心づもりをしても、その時は訪れます。
 
 
遠藤ゆりかさんが、芸能界を引退されます。
 
 
初めて参加するRoseliaライブが今日この日で良いのか、葛藤はあったけど、見なければ後悔するのも分かっていました。
 
 
THE THERD(仮)の演奏でライブは始まりました。  AfterglowPastel*Palettesのカバーからオリジナル曲の「RIOT」へ。そこでTHE THERD(仮)の演奏は終わり。早々と一息付くことを考えていた私。しかし、そんな甘えを突き返す、流れるようにONENESS」に移行する。湊友希那。彼女の瞳が問う。「Roseliaにすべてを捧げる覚悟はある?」
 
 
Roseliaのライブは予習してきたつもりです。しかし、実際に見たら、違った。湊友希那のパフォーマンス、存在感。あの、遠景でただ眺めていた遠い存在が、ここにいました。ゆったりと、しかし緩慢ではないペースで中央へ。湊友希那の歩調。僕は涙を流していました。知らないことを、知ることができた。今日ここにいなかったら知ることができなかったこと。 湊友希那が"ここ"にいるのだと言うこと。
 
 
今井リサがのっけから思い切り足を乗っけたあの大胆さ、あのシリアスさ。
左足をつっかと前に突き出し、戦闘モードとなって熱く冷たくギターをかき鳴らす氷川紗夜。笑顔のまま、怒涛の宇田川あこ。穏やかな佇まいから鮮やかにメロディを紡ぐ白金燐子。
その始まりは、ひたすら"厳しい"。付いてこれるか、なんて伊達に言ってない。甘い感傷はここにはない。体が勝手に揺れていました。
 
 
クイズコーナーを挟みながら時に和やかに進行するものの、「軌跡」を聴いたらもはや咳止めるものもなく、当たりからはすすり泣く声も聞こえてきました。別れの予感は否応なく濃くなっていきます。
 
 
後半になるにつれ、特にボーカルの冴えが際立っていくのを感じました。様々に交わされるアイコンタクト。それは、ただ今を惜しむように。まるでオーラスに頂点を設定したかのようにボルテージが高まります。
 
 
「私たちで集まって作詞した」と言うラスト曲「陽だまりロードナイト」では、氷川紗夜は上を見たまま演奏し、それまでずっと笑顔でドラムを叩いていた宇田川あこの表情も歪みます。しかし、今井リサは泣かなかった。「今日は笑顔で行こうと決めていたから」その言葉通りになりました。最後に集合したとき、白金燐子が「終わっちゃった、終わっちゃったよ」と号泣する姿が、目に焼き付いて離れません。
 
 
ライブは終わりました。しかし、Roseliaの頂点を目指す歩みは止まりません。
「BLACKSHOUT」サビ前の長い無音。ステージに飛び出した6人目のRoselia
Roseliaは変わります。傷付いて立ち上がり、変わりながらRoseliaであり続ける。その決意を見届けた一夜となりました。