はしゃぐ沙綾がめちゃんこかわいかった!
この子は自分を抑えるのが得意な子だから、こういうとこ見るとホッとしますよね。そういう子だから目が離せないというか、ここまでの記事読んでもらえればわかる通り、沙綾の話に寄りがちなんですよ……。
「ずっと古いの使ってたでしょ」
沙綾のことだからCHiSPA時代のを今の今まで使っていたのかもしれない……。
第二期シリーズ後半はおたえがポピパを選ぶかRASを選ぶか、って話が中心だったけど、おたえだけじゃなく、みんなが真の意味で「ポピパになっていく」話だったのかな、と思うのです。だからこの新しいスティックに変えるという小さなエピソードも、CHiSPAを本当の意味で卒業していく、Poppin’Partyの山吹沙綾に生まれ直す儀式のように見えましたね。
前回、おたえのソロに応えてキーボードを弾いた有咲、ひとり怖がっていた沙綾を引っ張ってきたりみ。彼女らは主催ライブにおいて、目立たない地味な裏方を引き受けていました。引っ込み思案なふたりが外の人と関わってポピパを支えていたんですね。
そして、RASでの活動を経て、ポピパのメインギタリストとして新曲を作ったおたえ。
……という流れを受けて、おたえから、いや、みんなからバトンを受け取った香澄が歌う新曲「Returns」。
愛美さんの、この声を抑えた、胸に溜め込むような歌い方はちょっと彼女から聴いたことなくて、すごくびっくりしました。それなのに硬さがなくて、肩の力が抜けたような自然体でもある。
万感の想いというか、ふたたび全員が揃い、ポピパに帰る、「Returns」していく。
ギターの音色だけが響くステージで香澄が紡ぐ、おたえが本当に伝えたかった言葉。
一期の「私を震えさせて」に応えるフレーズですね……。
さあ、残すところあと1話。心震えるライブが私たちを待っています。
おまけ
これほんとに切なかった……。技術云々だけじゃなくて、ほんとにおたえのこと気に入ってたんだろうな、チュチュ。 帰ってこないことを察していながら飾り付の手伝いをするレイもね……。ポピパ主催ライブ、本当にいいものにしてほしい。