コミティア行ってました。
東京行きのメインは別にあったのだけれど。良い買い物をしました。
- 国立少年「クラウン」
- ファンタジーもの。王家の呪いが姉妹を光と闇に絶ち、たった一つの確かなもの―王冠をその頭上に掲げる為、命を削り、戦い合う。クライマックスの一騎打ちは壮絶かつ美麗。うっわあ、すごいや。読みきりらしいですが、是非とも続きが読みたい、と感じさせる、懐の深い作品です。
- サンタロー「背広の犬と、蝶の花」
- 女子高生と、女子高生の犬に成り下がる元サラリーマン。コピー本なれど、かなりの力作で、トーン無しの一筆入魂な黒い本。年齢差のあるカップリングが好きというのもありますけど、なにより画力に圧倒されました。何も見てないようでいて、時に少女に対する慈しみさえ映す男の目が良いです。
- 五臓六腑 at Alternative「shikigamitsukai」「インターバル ウィンター」
- これまた年の差カップルもの。で、幽霊退治もの。光太郎さんの煩悩具合が良さげです。ジュンちゃんかわいい。「shikigamitsukai」はオールカラーで化け物退治がメイン。ジュンちゃんが幽霊を想って涙する姿にもらい泣きだ。「インターバルウィンター」は光太郎さんとジュンちゃんのクリスマスデート(ジュンちゃんにその気なし)がはちゃめちゃなことに、という外伝的お話。気合入りまくりの29歳にバンザイ。とても読みやすく、丁寧な漫画でした。かなり好き。
- かわにしゆうじ(Jet Dekopin books)「帰ってきた本町便り」「振り向けば本町便り」「さよなら本町便り」
- スタイリッシュロリ本。バイクやmacなど、趣味語り中心です。眺めているだけでも幸せになれる編集能力に脱帽です。バイクにまたがる女の子が好きな人にもオススメ。
- ヱシカ/ショーゴ「トゥエルヴナイツ キャラクターファイル VOL.1」とポストカード×2
- 名菓おさる亭(RYO)「サラリーマン賛歌」
- 酔いつぶれたサラリーマンの悲哀を描く漫画とかではありません。リーマンが異世界に迷いこんで、エルフ耳のやんちゃ少女に懐かれるお話。一見おきらくなお話のようで、実は裏で黒いことになってそうな描写がちらほら見受けられ、読ませます。
- あらゐけいいち「こころ」
- 無声漫画。シュールです。こころ。それは四角い箱。雨が降り、「わたし」という形が生まれる。そんなお話、でいいんでしょうか。真っ白の紙に明朝体で「こころ」とだけ書かれた潔い表紙が中身を物語っているよう。深い。
- Nostalgia「LITTLE PRINCESS」
- 時代がかったお話かと思いきや、未来のお話らしいです。もしくは完全に異世界のお話か。華殿と呼ばれる大奥みたいなところに平安のために人質としてやってきた異国の姫シルヴィーが波乱を巻き起こし……。シルヴィーかわいいよシルヴィー。いわゆるツンデレ系だ。萌え記号に拒絶反応を起こさない人向け。
- 米田大将「THE EARTH FRUITS PART.3」
- 船と幼女。なんとなく山下いくとチック。いろいろと。でも、好き。パート3、ですか。是非とも前2冊を読んでみたい。なお、この本は18禁です。
あとはミュンヒハウゼン症候群*1の新刊や、みりめとるのコピー本(と買い忘れていた赤い牙4。3も買ってないなあ)、ElectromagneticWeve(外に行列できたけど、5分で買えました、たぶん一限)*2のなつかしパソコン本などなど、を買いました。今回は買いのみということで、2時間ほどじっくり会場を練り歩けました。やー、楽しかった。あと、知ってる方がいらっしゃったら教えていただきたいのですが、LIMBICは欠席だったんでしょうか。13時にはビックサイトを出たのでそれ以降に来てたのかもしれないなあとは思ってたんですが。名前変わってから本買ってないんです。ここは目当てのひとつだったんで、ちょっと残念。外周でアムドライバー(黄色)飾ってるとこがありました。和むー。