じゅじゅるさん。2

じゅじゅるのへたれ感想ブログ

世界の中心で、愛をさけぶ 第10話

 映画版のCMで有名になった「助けてください!」の回。映画は見てないし比較するつもりもなかったんだけど、(映画の)CMを見る限りではこのシーンは「なりふりかまわず助けを請う」ような演技だったけれど、ドラマ版のサクは「天に祈るように」細々と唱えるのね。これは多分演出の意図の違いなんだろうけど、小説でこの箇所がどう書かれているかが非常に気になりました。ドラマでの、今までのサクの描かれ方で言えば、この演出で正解だったと思います。お守りの伏線も手伝って尚更に。どちらかと言えば女々しく大人しいサクちゃんは倒れる亜紀を抱きしめて天に祈ることしか出来なくて、でもそれは精一杯の優しさであって。泣けるじゃないの。「これは自殺でしょうか」「反抗期でしょう」亜紀パパとお医者先生のこのやりとりも泣かせる。次回最終回。