じゅじゅるさん。2

じゅじゅるのへたれ感想ブログ

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第6話

 カガリさんはアスランが好きすぎる。こういうときに大局を見据える目を持たんでどうする。国家主席がこれではオーブはだめだ。アスランイザークディアッカの旧赤服組が大活躍。「これがヤキンドゥーエを生き抜いた者の戦いか」シンくんもびっくりです。ちゃんとディアッカさんもそのひとりにカウントされてるよね?アスランに憎まれ口を叩きつつも楽しくて仕方がないといった様子のイザークさん。その筋の人にはたまらん1話だったでしょう。さて、ザラ元議長の意思を継ぐ勢力が今回のコロニー落しの主犯と判明。アスランくんは罵声を浴びようともプラントに帰るべきだったのかも知れません。裏切り者とは言え実子だからねえ。アスランがいれば何らかの抑止力になりえたかもしれません。特に実行犯のリーダー格とは似たような境遇であったわけだし、説得の余地も。ああ、もう過ぎたことは言っても詮無い。カガリさんに惚れたのが運の尽き。で、この実行犯たちを扇動した何者かはまあ存在するのでしょう。旧型とはいえジンの高機動型でしょ、あのMS群。そう何機も手に入るブツじゃあるめえ。そんでもってコロニー群とはちと離れた宙域まで誰にも気付かれずに出向けるってのはちょっと考えにくいわけで、やはり後ろ盾はあるとみていいでしょう。問題はそれが何者かなのですが。このいざこざにちょっかいを出してきたボギーワンの皆様も一枚噛んでるのかな、ということでしたが、はてさて。まーやたらめったら戦ってるようにしか見えなかったけど。今んとこ仮面の兄貴の思惑は見当もつきません。もしコロニー落しを事前に知っていたら、あらかじめシン達の到着を阻止するような動きを見せるものな。何にせよ、ザフトの残党がコロニー落しを仕掛けた事実に変わりはなく、仮面の兄貴を経由しなくてもその事実はブルコスに伝わるでしょうし、前回の会話にあった通り、攻め込むうまい口実になったわけだ。「目には目を歯には歯を」がSEED世界の常識。このプラントの大失態を国交においての有利な切り札にしようぜみたいな発想は涌いて来ないようで、まあ何が何でも相手を殲滅せにゃ気が済まんようです。何の易もない戦争ですね。最後に隕石の落下する夕日をバックにキめるキラくん。美しい画です。キラくんが何か言いかけましたが、多分「空が落ちてくる!」とかその類だと思われます。てか、CMで「アスランサイドを描く」漫画が出てたけど、このアニメってめっちゃアスランサイドのような気がするんですが。え、シン?さてデュランダルさん、手腕が試されるときですよ。ザラ元議長と同じ轍を踏まんとよろしいのですが。しかし、SEEDのアクションはスピーディだけど重さがないよね。動いてはいるんだけど、物足りないです。今のところ、一番好きなキャラはアーサーさんです。こういう弱腰くんがひとりいてもいい。