じゅじゅるさん。2

じゅじゅるのへたれ感想ブログ

仮面ライダー剣 最終回

 さて、終わりです。どうなるものかと思いましたが、綺麗な終わり方だったんではないでしょうか。最後の最後に解説役として烏丸所長帰国。とりあえず帰ってこなければみんな納得しなかったのでしょうが、帰ってきたところで特にすることは何も無いという。チベットで研究やってたんだべあんた。なんか出せ研究の成果。お話としては、ジョーカーを封印する以外の解決法―剣崎が二人目のジョーカーとなりバトルファイトを終わらせないという反則気味の手段をとる。バトルファイトの勝利者がいなくなったのでダークローチ消滅。しかし神は決着を要求し続けるだろう。それを跳ね除け、人里を離れ戦い続ける道を選んだ剣崎。剣崎と始、友と呼べる者とはもう会うことはないだろう……。うおお、なんだ、無闇に熱いぜ。「仮面ライダーブレイド」は結局のところ、橘さん*1や睦月、アンデッド達でさえ道化でしかなく、剣崎と始が分かり合うために苦悩する―戦う事でしか分かり合えない存在であっても―お話だったのですね。砂漠に続く轍。美しいラストでした。終わり良ければすべて良し、と納得できるのであれば、まあ良かったんではないかと。

*1:ちゃっかり生きてる