じゅじゅるさん。2

じゅじゅるのへたれ感想ブログ

僕にこの最終回を見ろというのか

 エル・カザド。最終回はまるまる後日譚。それなりに充実した日々を過ごしつつも、旅に焦がれるナディを連れ出すエリス、という。初回とまるきり逆の構図が二人の関係の変化を如実に描いていたり。鮮烈に始まって、ゆるやかに落としていく段取りがすっきりはまって、なんとも心地の良いアニメでした。スタッフにうっかりはめられた!おもろ+
 桃華月譚。時系列を遡るという仰天の構成ながらきちんと落としどころに落としていたり、物語として魅せる展開になっているのが驚きです。たんなる話題作りに終わっていない。おもろ
 キスダム。毎回が超展開。なぜそこにサイコロを振る?という感じで、何を狙っているのかさっぱりな展開に頭を悩ませていたのも初期だけ。後半になるとこのとんでも展開に馴染んでいたりして。イエラの死亡フラグバスターっぷりが素敵でした。ふつう+というところで。
 ダーカーザンブラック。最初の頃こそ何をしたいのかいまいち掴めなかったけど、銀や黄にスポットが当たった辺りからぐんぐん視聴者を引っ張るお話が続いて、うまいこと踊らされました。気持ちいい。ほどよく混ざった笑いも絶妙。ノーベンバー11やアンバーなど、当初敵として現れたキャラが、散り際に優しさを垣間見せ、あっさり死んでいくさまがなんとも印象に残っています。ノーベンバー11の死亡現場の前で涙を流す未咲に、エイプリルが「素直にうれしい」と言葉を残して去っていくシーンが特にジンと来ました。グロテスクな描写もあったけど、どこか身に染み入る優しさの含まれた、なんとも物悲しいお話でした。おもろ+
 アイドルマスターゼノグラシア。最終回のバトルは、なんかスパロボのキャラクターカットインみたいな演出があって燃え燃え風味な作りでしたが、いまいち乗り切れませんでした。なあんかわからないことも多かったけど、ハッピーエンドで結果オーライ?期待は大きかったんですが、荒い作りでした。作画は良かっただけに残念。ふつう+
 ながされて藍蘭島細田直人アニメでした。お顔の美しさが命のもえアニメにおいて、こうも作画アニメしていられたという事実に驚いております。おもろ
 機神大戦ギガンティック・フォーミュラ。いろいろ難しい世界情勢も、究極の前向きキャラ・諏訪真吾くんの魅力で世界=家族に!あなたもわたしも家族割!いやあ。ほんといろいろあったけど、すべてすわくんの性格で全部プラスに向けてしまうというのはすごいな。すっごいや!過去作品と比べられることの多かったこのアニメも、とかくすわくんに関しては絶対無敵のオリジナルであって、彼がああいう人間であったからこそ、究極の前向きハッピーエンドにたどり着くことができたんでしょう。おもろ
 ラブ☆コン。年が明けても進路に悩むというのもどうかと思うけど、それぞれ旅立ちの準備を整え、卒業式へ。しんみりした卒業式がリサの演説で大盛り上がり大会。こういう人がそばにいると退屈しないんだろうなあ。でも疲れそう。大谷君がんばれ。うーん、原作は3巻辺りで脱落したけど、原作に輪をかけた騒々しさが、案外自分に合ったものになっていたようで楽しく見続けることができました。暗い部分をほとんど見せない、からっとした明るいお話でした。いいね、見ているほうも明るくなるアニメは。おもろ