百物語だわあい。っつうかこれはグループ交際というのか？何か原作と違うなあと思ったら怪談の内容全部新規じゃん。特に四月一日の話を四つ角の話に変えてたのは上手いなあと思いました。４尽くしの話だったから。でも障子の後ろに映ってるのがシルクハットでは怖くねえなあ。あと四月一日のリアクションが面白すぎたせいもあるな。まあなんとゆうかこの作品は、おっとろしい描写を四月一日の素っ頓狂な悲鳴で中和するようなところがあるから、これも味だと思えば。最後、みんなでお月見のところは妙に清々しいなあ。しかしひまわりちゃんが特異な状況に巻き込まれるってのは実に珍しい事であるな。ひまわりちゃんのことはブラックボックス扱いにして、興味をそそる存在としてうまいこと配置してますね。教訓めいた事があるわけではなく、主要メンツの役割・性格が良く出てて楽しかったです。特に、檀家さんにひとり静かに手を合わせるひまわりちゃんが印象的でした。
