じゅじゅるさん。2

じゅじゅるのへたれ感想ブログ

エクスメイデンに合うおやつを探してみる そのいち LOTTE チョコパイ編

エクスメイデンはひとつの動画*1が4〜10分程度と、ちょっとした空き時間にさくっと見れるアニメです。
そこで今回から、息抜きがてらにエクスメイデンを視聴し、その憩いの時に彩りを添えるおやつ探しをしてみようかと思います。


まずは簡単なルールを決めます。

・一度の視聴で食べられるおやつは一種類
・再生時間内なら個数はいくつでもOK
・どの動画を見るかはその時の気分で自由に決めてOK。一度見た動画でもOK
・前編・後編はそれぞれ個別に一本の動画としてカウント
・見る動画は一日一本を目安に。見れなくても落ち込まない
・無理に一番を探さない
・合うかどうかは主観。無理に為になる記事を目指さない。
・テーマは「エクスメイデンに身を委ね、だらっと過ごそう」
・肩の力を抜いてお気楽極楽に


うむ。縛りが多いようで、そうでもないすね。うん。


今回の動画は、先日公開された「エクスメイデン第四話【友情と欲望】」。


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で、今回は家にあったおやつから適当に拝借。



長くなりましたが、さて視聴です。
ちなみに、飲み物は牛乳を用意しました。


チョコパイの封はあらすじが終わり、本編が始まるところで開けました。
う、チョコが溶け気味でちょっと食べ辛い。
チョコパイと格闘しながらなのでときおり意識が手元にそれます。
でもおいしい。
ちょっともさもさした生地ですが、チョコのコーティングにマッチしてますね。

もそもそとゆっくり味わいます。
と、ここで第一の山場。


「葵ちゃん、いっぱいの『い』を『お』に変えてみると?」
「おっぱおだよ、うるせえよ」

純の喋りがウザい!
チョコパイを吹きかけました。
純のキャラ立ちは素晴らしいな、相変わらず。
しかし、今のは牛乳ならヤバかった。
ギャグアニメに牛乳はヤバい気がしますが、チョコに牛乳合わせは僕の定番なのよ。


第四話ははっきりと分かるアドリブパートが存在しています。
お題に沿って「歴史上の人物ものまね」を披露するくだりですね。
葵役の飯田友子さんの強心臓っぷり*2、ジルちゃんの飛び道具っぷりがたまりません。
この10分に満たない時間と、チョコパイの食べ応えは良い塩梅かもですね。
笑う合間に、やすみやすみチョコパイを食べると、ちょうどエンディングを迎えました。
小腹の空き具合と動画のチョイス*3、おやつの数など工夫する箇所が色々見えてきました。
甘いものだけでなく、しょっぱいものにもチャレンジしたいですね。


さて、今回のまとめ。


・食べ物より飲み物がキケンかも。
・ロッテのチョコパイはやっぱり、おいしい。
・だらける時間は至高の宝物。


初回なのでちょっと長めの記事になりました、ご容赦を。
よし、次回も頑張らないぞ!

*1:前後編で別れているものも

*2:最後には折れますが

*3:視聴時間が動画によってまちまちなので

居酒屋たまきSS ソルティドッグ

ガラガラ


長官「こんちゃー」
女将「あらゆっきー、いらっしゃーい」
長官「おひさー。よっこいしょーいちっと」
女将「ゆっきー、今日はご機嫌ねー?」
長官「いやあ、明日から連休なんだよ。ほら、この商売、GWとか休めないからな。もう明日は昼間から家飲みだな」
女将「大変なお仕事だものねえ。じゃ、今日は何から行っちゃう?ルービー?チンカチンカのルービー?」
長官「んーそうだなー。じゃあ、ソルティドッグ
女将「えっ!?」
長官「ソルティドッグ
女将「いやいや、ちょっとまって……」
長官「(調理場に向けて)ソルティドッグ一丁!」
店員A「ソルティドッグいっちょー!」
店員B「ソンソンッッッショー!」
長官「ファミコンか?」
女将「あ、あああ……(ガクガク)」
長官「何なん、さっきから。何なん」
女将「あのさ、ゆっきーさ……。なにかとごっちゃになってるの?」
長官「んん?」
女将「ほら、例えばね。エレベーターとエスカレーターって時々どっちがどっちか分からなくなるでしょ」
長官「んー、あるかも」
女将「どっちが昇るやつでどっちが降りるやつだったっけ?って」
長官「どっちも昇るしどっちも降りるなー」
女将「なるほろ」
長官「なるほろいうな」
女将「なるほろ・ザ・ワールド!!(ビシッ)」
長官「……うん。いいから」
女将「ここから本題ね」
長官「うん」
女将「アメリカンドッグとホットドッグ、どっちが食べたい?」
長官「うん?……まあ、ホットドッグかな」
女将「だしょー!」
長官「だしょーいうな」
女将「じゃあ、フレンチドッグと秋田犬は?」
長官「ええ!?いや、後者は無いかな……」
女将「前者も無いでしょ!?」
長官「いやー、たまに食べると美味しいぞー?」
女将「やだ……。こんなゆっきーみとうなかった……(距離を置く)」
長官「何なん。このざわつく感じ、何なん」
店員A「ソルティドッグおまちしゃーしたー」


スッ(グラスが差し出される)


長官「お、きたきた」
女将「ああー!!」
長官「うるっさ!」
女将「ああー……。ごめん、ゆっきー!ほんとごめん!」
長官「今度はなに……?」
女将「いやー、そうか、そっちかあ、盲点だったー!」
長官「盲点とは。……あ、いや、やっぱやめて」
女将「いやほら、私てっきりさ、塩焼きの」
長官「やめろ」
女将「塩焼き」
長官「やめて。ほんとやめて。今鳥肌立った。うっわー、ざわわってなった」
女将「あらー……。うん、いやな事は呑んで忘れよ!ね!」
長官「いやもう、自分で言うなよー。もうなにー、酔わないとやってられん!」


グビグビ、ッターン!


長官「チンカチンカのルービー!!」
女将「チンカチンカのルービー入りましたー!」
長官「あと焼き鳥!」
女将「塩焼き美味しいよー」
長官「た・れ・で!!」


そしてたまきの夜は更けていく。

シチュエーションコメディアニメ「エクスメイデン」

サザエさん」などの一部のアニメを除き、日本のアニメになかなか定着してこなかったジャンル「シチュエーションコメディ」。
それがここ数年で根付きつつあります。
ラジオの収録現場を舞台とした舛成孝二監督「アンドロイド・アナ MAICO 2010」や、「練金3級 まじかる?ぽか〜ん」「戦国コレクション」などのシリーズのうちのいくつかのエピソードなどを経て、「秘密結社鷹の爪」のヒットによって近年増加傾向にあるこのジャンル。
アメリカのドラマでは古くから定番で、しかし日本では結局浸透しなかったこのジャンルが、何故今アニメで定着しつつあるのか。
それはFLASHMMDなどの低予算・少人数プロジェクト向きのフォーマットと、少人数の出演者と特定の舞台で展開するシチュエーションコメディの相性の良さにポイントがあるのかもしれません。
複数の設定起こし、様々な背景の制作等へのリソース注入が軽減された分、より根源的な芝居への注力がなされたのが「エクスメイデン」なのでは、と思うのです。
エクスメイデンでの「芝居」とは、声優、モーションアクターの芝居、それらを経てのCGでの調整。
芝居の重ねあいによって出来上がったキャラクターからは立体的な人間性を感じます。
また、カメラ固定ゆえにごまかしが効かない小物の配置やキャラクターとの間合いに対する気配りにも目を見張ります。
「いつものあの場所でいつものメンツがいつもの日常を過ごす」という、ドラマティックにはほど遠い「今このとき」を切り取る最新のこのシチュエーションコメディには、従来のアニメーションのきらびやかとは違う種類の職人の仕事が忍ばせてあります。

エクスメイデンSS 鈍色の特訓

長官「みな、集まったな。日々の訓練ご苦労」
純「えへへ、それほどでも」
葵「ほんとにそれほど訓練してないので何とも言えないです……」
長官「ここまではまだ序の口。相撲で言えば前頭三枚目くらいだ」
葵「序の口じゃないんですか……。もう幕内なんですか……ちょろいな地球防衛……」
長官「そこでだ。諸君らには本日から本格的な特訓に入ってもらう」
みどり「そ、それってまさか」
長官「そう。エクスメイデンの操縦訓練だ」
葵「くっ、ついにこの時が来たか……。ゴクリ」
ジル「よーし、どかんどかん動かすぞ!」
長官「うむ、その意気だ。では、みなこれを」
サッ
純「ん?」
ジル「これって……。ゲーム機のコントローラー?」
みどり「一体なんです?」
ジル「全員違うやつだー。わたしのボタンふたつだけ?」
純「え、あたしのボタンなんかいっぱいなんだけど。なんかいっぱいなんだけど!」
葵「いや数の問題じゃねえよ!これで何をしろって言うんです!?」
長官「イメージトレーニングだー」
葵「ああ……。またそれ系か……ぐったり来るわ……」
長官「おいー。しっかりしろー。イメージトレーニング大事だぞー。本番で指くじいたらどうするー」
葵「え、ロボ操縦のリスクってそんくらいなんすか……?」
純「うわ、指つった!左上の押せない!」
葵「お前マジか……」
長官「ほれみろー。これで分かっただろう、諸君らの使命の重さが」
みどり「意外と軽いのは分かりました」
長官「よし、それではふたり一組になってくれ。片方がフェロウ役、もう片方が操縦者を演じ、模擬戦を行う」
葵「うっわローテク」
みどり「役?」
長官「頭の中で戦っている自分を想像するんだ。まあ組み手だ。頭を柔らかくなー」
ジル「みどりちゃん、わたしと組もう!」
みどり「ええんやでー」
葵「相変わらず馴染まないな、関西弁。じゃあ私は純とか……」
純「あたしフェロウやる!」
葵「といっても……。このリモコンで何をどうすれば……」
長官「キーの上で前進、Aボタンでパンチとかでいいだろう」
葵「『とか』って……。いやもう早く終わらせよう。来い、純!」
純「はいドーン!!」
ブンッ
葵「うわあ!?何すんだお前ー!?」
純「右ストレートですけど」
葵「フリでいいんだよフリで!今のマジパンチだろ!」
みどり「あのー、そもそもフェロウって腕とかあるんですか?」
長官「あったりなかったりだ」
葵「ええー……」
長官「想像で補えー」
葵「マジックワードだな、想像力……」
ジル「よおし、行くよみどりちゃん!エクスゥゥゥ、ビィィィィム!!」
みどり「きゃあーやーらーれーたー」
葵「あ、必殺技叫ぶ系なんだ?」
長官「昭和だからなー」
葵「もう突っ込みませんからね」


30分経過


みどり「はあっ、はあっ……」
葵「大丈夫かみどり」
みどり「これ、フェロウ役、しんどくないですか……?」
葵「ロボ側はビームとか出しとけばなんか迎撃できるみたいだからな……」
純「葵ちゃん、替わって……」
葵「やだよ、めんどい」
純「ちょっと司令ー、フェロウはビーム出せないんですか?不公平だ!格差社会!」
長官「そう。だから世の中から争いが消えないんだ。しかし、君たち選ばれた操縦者こそ、この不毛な争いに終止符を打つ最後の切り札なのだ!」
純「おお、なんかかっこいい!あたしがんばるよ!」
葵「うん、がんばれよ。フェロウ役をな」
純「あっ」


この世にフェロウはびこる限り、彼女たちの戦いは終わらない。ゆけ、エクスメイデン。想像力のつきるまで――。

雪村まつりの「カワイイ」は何で出来てるの?

カシオレ!(挨拶)

ちょっと今日はゆっきーこと雪村まつり(25)さんの話をしようと思います。


かわいいよね、ゆっきー。
なんでこんなかわいいの。


顔ほとんど映らないんだよー。
OPとあらすじと一話くらいじゃないの。
居酒屋だと顔半分も映らないし。
それでも可愛いって感じるの、すごくないっすか。


本作はプレスコっていう、声優さんの芝居を先に撮って、のちに絵作りをするっていう手順を踏んでます。
作業工程で序盤に当たる声優さんの芝居付けは、のちの絵作りにかなり影響を及ぼしてる。
そこが本作の根幹であるとも言えるのかな。


例えば、「居酒屋たまき 第一話 〜ほっけの塩焼き〜」で、ゆっきーが箸を一旦置いて女将にアジと出会った話を催促するくだり。
ここは矢作さんの呼吸の置き方に絵が寄せて成功している好例。
箸を置いてから発言させることでゆっきーの育ちのよさを想像させる良いカットになっています。
もちろん何らかの指示はあったと思うけど、こう、声優さんの生を感じるっていうの、プレスコの醍醐味だわね。
幼めなユッキーのこういうていねいな所作を見てしまうと、微笑ましい、可愛いなあ、みたいな親目線になっちゃいますね。


前記事でも芝居の細かさについて公式ツイッターから引用しましたが、「作業用アニメ」を自称しながら「魅せる」ことに手抜かりがない。


日常でもちょっとしたクセから人となりって伝わるものですからね。
僕ら視聴者もアニメスタッフからのメッセージをいっぱい受け取れたら、それは素晴らしい事ですよね。


さ、今夜も居酒屋たまきに行くか。

居酒屋たまきに花が咲く

みなさんこんばんわ。アニメブログ「じゅじゅるさん。」の、GWを「エクスメイデン」に捧げてるほう、じゅじゅるです。
今日は「エクスメイデン」の姉妹作?「居酒屋たまき」の魅力を抜き足差し足な感じでご紹介します。


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いやもう8分ちょいの短いやつだから見たほうが早くね?って言い出すともうここの存在意義がゲシュタルト崩壊するので、やめます。

でもまあ見たほうが早いです。見よう。


居酒屋たまきは、まあつまりオトナ女子の居酒屋トークであり、ほんとにクダ巻いて酔っぱらうだけのショートコメディです。
カメラ固定で描かれる、非常に地味なシチュエーションコメディですが、何故か画面が華やいで感じるんですね。

何故だろう。

まつりちゃんが相手の話を聞く時にいちいち箸を置いたりとか*1とか、女将が横で話を聞いてる時も話には混じらないんだけど細かくリアクション取らせるとか、かなり手が込んでて非常に目に楽しいのです。

エクスメイデン公式ツイッターでもこの事は触れられています。







本当に油断ならない。

これは本編、居酒屋たまき、どちらにも用いられている制作方針ですが、より芝居の細かさが引き立っているのは居酒屋たまきのほうかな。

本編の赤丸純のような大きなリアクションを取るキャラもいない居酒屋たまきでは、キャラクターの佇まいにはより気を遣ってるんじゃないかな。

神は細部に宿ると言いますか。

まずは思う様に視聴して、二度見三度見ではキャラクターのお芝居を楽しむのもオツですかもですね。

画面に花が咲いていますよ。

またお酒が進みますね。

*1:こういう些細なところでキャラの性格描くの好き

僕がエクスメイデンを薦める10の理由

1.女子の日常会話をひたすら聴いていたい!
内容があるとか無いとかは良い。とにかく会話を聴きたいの!怒られない感じで!放課後とか居酒屋の!という贅沢な願いが叶うアニメ!
2.矢作紗友里さんの多彩なボケさばきがお見事!
冷たく突き放したり、ボケを潰したり、時には優しくたしなめる、でも実はノリが良い矢作紗友里さん演じる司令の合法ロリオトナっぷりが大変よろしい!
3.二大ウザカワヒロインに悶え苦しむ!
本編の主人公、空気が読めない唯我独尊系女子・赤丸純(CV:内田真礼)と、裏主人公こと「居酒屋たまき」の天然系ハリキリお姉さん・環はるみ(CV:本多陽子)。ふたりのウザカワ女子が場を引っ掻き回す!元気な同級生もキュートなお姉さんも好きですよ。
4.「間」に宿るキミョ―な笑いがクセになる!
会話の合間に流れるビッミョーな沈黙、かと思えば被せ気味に喋ってくるやつがいてトークのテンポが崩れまくり。もうなにもかもが可愛く可笑しくなる事請け合い。
5.作業用BGVに最適!
女子たちのにぎにぎしく、結構しょうもないトークは日々の景色にサラーッと流れ、あなたの心を洗い流すでしょう。
6.女子たちの仕草がかわいい!
腰を据えて見ると、わりと細かい仕草が入って気になったりするのよ。
7.「女子」という二文字に無限の可能性が見える!
言葉はいらない。約束もいらない。
8.「ロボ」という二文字に宇宙の真理が見える!
オープニングでしか動かないロボ!でもカッコいいデザインだロボ!ロボが出てくるアニメなら全て網羅したいあなたにお勧め!
9.時にはお気楽極楽な時間があっても良いじゃない?短い時間でさくっと楽しめるしね!
世間の荒波に揉まれる毎日。でも酒のつまみに、お茶のお供にしょーもない会話劇を楽しみたい!そんな時間が宝石なのよ。
10.「とりあえずビール」という世相に反逆したい
カシスソーダ。


どれかひとつでも気になった方!おすすめします、エクスメイデン!