じゅじゅるさん。2

じゅじゅるのへたれ感想ブログ

LOVELESS 第10話

 自分にとっての絶対の存在。江夜にとっての倭、倭にとっての江夜。閉じた世界で生かされ続けた少女が唯一無二の相手を見つけてしまった(それが思い込みであったとしても)ことは最上の幸福でもあり、一種の不幸でもある。恋は盲目とはよう言ったもんです。そういった状態を理想のものとして彼女らは物語から去っていきます。運命を肯定しつつ、宿命から逃れたんだ。すごいや、美しいまま退場しちゃうなんて。一方、運命なんてくだらないと倭にもっともらしい事を言っておきながら、立夏くんは戦う運命を享受している。彼の物語は美しいまま終われるのかしら。ああ、今日でスーパー百合百合タイムも終わりかあ。いいもんみさせてもらいました。