劇をやるぜ。ここに来て割と感心に思うのは、ショコラとバニラがきちんと学園生活を送っている事。それなりには協調性は持ち合わせているみたい。ショコラさんなんかトラブルメーカーな体質なのに、人間世界に愚痴は零すものの、ちゃんと風習に従っている。お話の仕組みとしては、彼女の奇行を機転に、というわけではなく、淡い恋心を持った少年少女を応援する、というスタイル。今回も、なんでもずけずけ言えるショコラ似の性格の女子が、しかし自分の恋心だけは正直に言えないという、なんともむずかゆくかわいいお話。あんまネチネチしないので、さわやーかに見ていられますよ。知らずのうちにたんまりハートをいただいているバニラさんの抜け目の無さには驚いたけど。恐ろしい子！
