コードギアス 反逆のルルーシュ 第16話

 なんかすごい技術で生きてたマオさん。
 今回はちょっと……。これまではご都合的な展開を力技でねじ伏せてきたコードギアスだけど、今回ばかりは苦しかった。まずスザクのスペックなんだけど。もう人間の領域超えてるでしょ、壁走ったり振り子に合わせてジャンプしたり。ロボットやら人を操る能力やら出てくるアニメで何を言うかと言われるかもしれないけど、作品内リアリティというか。アリナシの線引きがあやふやになっちゃうなあ。
 本来なら、スザクの父殺しがルルーシュに知れるまで、もうワンクッション必要だったよね。この状況で知ってしまうのはルルーシュにとっても不本意だったろう。マオを絡めるにしても、例えば、スザクとマオを一対一で対峙する状況を作って、思考を読まれたあとにルルーシュを登場させる。苦悶するスザクの姿だけをルルーシュに見せて、後々スザクの口から「実はあの時〜」とルルーシュに告げる、とか。第三者から知らされるのは、ルルーシュにとってもスザクにとっても苦々しい事態なんじゃないかな。お互い親友だと思いやってるのなら。彼らの今後を考えると、すごいいじわるな脚本だなと思う。もしかしたら、このいじわるをするためにマオを登場させたのかな、なんて。確かに、読めなくはなった。
 マオ編で示したかったのはつまり「可能性」の話なんでしょう。マオのようなギアス能力者は他にもいるかもしれない、それはどこでどのような形で現れるか分からないよ?という。もしかしたら、魔女もひとりではないのかも知れない。作品を深める可能性の提示。ルルーシュとスザクの関係の進展、そして新たなる脅威の可能性。この二点を抑えておけばいいのかな。