大局を見据えるのではなく目の前の命を大事にするという考え方は少年漫画的王道で、ムシキングはその王道とは少し違った道を進んでいるので、まあなんというか微妙。ポポの気持ちとは裏腹な、お正月らしい祭り騒ぎは良かったと思います。

証を使うと森が枯れてしまうという新事実。この葛藤からどうやって抜け出すか。次回予告が軽めでこの落差がまたキツイわけで。

３Ｄパムこえええええ！！あんなのが大挙してやって来たら気絶してまうよ。もうだめ、このヒロインじゃもうもえないよ！セミがどうとか意味深な前フリも台無しでした。ヒロインの出生に関わる話だったのになんも入ってきませんこれじゃあ。

赤い目の甲虫と一対一で対決し、退けるポポ。甲虫単体で攻めてくるってのは珍しいね。ゴホンヅノって一回パサーの甲虫として出てこなかったっけ？べつものなのかな。しかしこんなあっけなく呪縛が解けていいのかな、甲虫。今後を左右するような話だったよう…

グルム里に帰るの巻。ソーマは実にえぐい性格になってきちゃって。グルムは明らかに操られていた善人さんなので、里に帰って本来の自分を取り戻す結末に安堵。そしてまたパサーがいいとこもっていく、と。そういえばパサーの刻印は消えないのかな。ソーマの…

いわゆる少年漫画王道の修行回。しかしお師匠さんはムシキングで。えええー。ムシキング、結構えぐい性格してんのな。毒矢飛ばすソーマもいいかげんアレですが。周りに必ず誰かがいてなかなかラブいシーンのやってこない当作品でしたが、ついにぶちゅっとい…

ポポ覚醒の回。目覚めるポポ、目覚めるポポ！*1これでソーマの「お前一人では何も出来ない」的な批判もはじく事が出来る。しかし彼の力はどこから沸いてきたのか。結局「森の守護者ってなんだ」ってとこにすべてが収束していくのですね。また出てきてねパサ…

甲虫とともにひっそりと生活するパサーの元にソーマが。もうそっとしといてあげようよう。というか、パサーはそんな窮地の追い詰められ方されるキャラでなくて、むしろ誰かの窮地に颯爽と赴くかっこよいキャラなんだよ。かわいそうに。ソーマが段々憎らしく…

水の流れに飲まれ、隔離された土地に流されるポポとソーマ。ああ、この相容れない感じ、救いのなさは初期のムシキングだ。赤い目の甲虫から逃れてきた親子とも、ソーマとも関係の改善はなされない。ポポは無力のまま、進む。

ああ、久しぶりにまともなゲストキャラ。もっとこうさ、番組初期のように土地と森の民の密接な関係についてどうたら、て言う話が見たいよ。ソーマってああなってからいつも同じ事しか言わないんだものなあ。アダーアダーってお前はアダー村の村人かよ。

久しぶりの通常営業な感じ。やはりどこかオカしい森の民とのあれやこれがあってこそのムシキング。あのキンキラくわがたの登場シーン、そのナリに相応しく派手で良かったなあ。今回はちゃんと救いがあったな。だめなやつはだめと断罪してしまう向きのある当…

グルムと虫と。そういえばグルムはふるさとで行われた虫虐殺が原因で今に至るのでしたね。アダーのもくろみ云々は二の次で虫との絆が第一だったのでしょうね。悲しい幕切れでした。

嵐の中の対決。パムとソーマのお説教は雰囲気出てて良かったね。ちょっと大仰だけど、ここは見栄え重視でよいでしょう。そして僕らのパサー復活！震えたよ。シチュエーションの作りこみが凝ってて、ソーマの嫉妬・恨みのようなものがえもしれぬ禍々しさを帯…

ソーマが悪い人の手の内に。あーもうこの子は。アダー「様」とか言ってるし。このくらいの年頃の少年は揺らいだときに踏み入られるともろいという事か。しかし昨日までの仲間を矢で射るつうのは極端だ。あとパムのキャラが揺らぎすぎで、もはやナニモノかわ…

ソーマの苛立ち。同い年くらいの少年の絶大な力に嫉妬する。初登場時こそその卓越したサバイバル能力でポポを圧倒していたけど、ポポの良くわからない守護者の証という力に徐々に圧倒されはじめて現在に至ると。うーんまあそうだよね、あれ、ポポの力かとい…

母との再会でソーマの心が揺らぐ。ここしばらくはソーマの苦悩が焦点になってきそう。パムもキャラがぶれているというか、人格が安定しなくて、ここぞというときに今までのパムのような発言がぽろっと出てくる辺りはちょっと都合がいいな、って気がしなくも…

それぞれが役目から開放されたとき、どのような行動を取るか。役目ではなく自分の意志で旅をすることを決めたサーカス団の３人。そこまでの流れが、ムシキングの復活もあいまって、実にカッチョ良かったです。血まみれになりながらも譲らない三人の画もすご…

やはりでかい風呂敷用意してきたね。こうなっては今後の展開の予想もつきません。ソーマも挙動不審だし、サーカス団の皆様にも何か変化が？恐ろしいことになってきました。ムシキングがパワーアップした必殺技を披露、うーん、いろいろスケールアップしてき…

少し回想を含みながら、過去最強の甲虫との対決へ。パサーを倒して(倒してはいないか)、さらに新たなる刺客と立ち向かうという構図。これが普通のホビーものならパワーアップのタイミングなのだけど、相手がカブトムシだからなあ。角がもう一本生えて、てな…

パサーとの最終決戦。パサーの悲しい過去が明かされる。パサーの悲哀が滲み出てて良かったです。あの細い声は悲哀が染み出てたものな。いいキャラだったので、また何らかの形で出てくれれば。ポポを送り出すソーマも良かったな、仲間って感じが。あのかたく…

ムシコレクターあらわる。心のスキマ・寂しさを埋めようとムシを偏愛する。ファーストインパクトがかなりキツくも、そのキツさを衰えさせることなく退場していきました。ほんと、むりくりに「反省させない」アニメよね。許容範囲が広い、というのでもないの…

子供たちの王国。リーダーは体を張って戦うのだ。だから普段はえばってていいのだ。という話でした。多分違う。子供達の一人にKIROROのどっちかが声当ててたらしく、大変浮いておられました。様々な土地の、過酷な営みを見せるといういつもの路線でしたが、…

サーカス団のみんなはパムと出会うまでの記憶がなかった。そして導かれるようにパムと旅を始めた。当のパムは森の全ての事柄を記憶する為に旅をしているという。なんかちょっとホラーじゃん。「仕組まれた運命」、「プログラムされた生き方」とか、イヤンな…

嵐巻く絶壁を乗り越えるぜ。今回はムシキングには珍しいライトなノリ。村のオキテとか、生きるためのシレンとか、過去のジュバクとか、そう言った重苦しい荷物を背負わない、純粋に夢に生きる自由人が登場したのははじめてでは。そしてばあちゃんは次に大海…

一行はポポの疲労回復のために北路、ソーマのふるさとへ。そこの住民はやさしい人達ばかりだけれど、ソーマはかわいがられた理由は自分が恐れられていたからだと言う。その理由を知るために旅に出たと。ソーマの母だった人は蝶の群れに身を投げ、どこかへ飛…

ポポとパサーの対話がなかなかの趣きで。パサーの、悪役なんだけど複雑な心境を抱える彼の多面性が滲み出てて良い。良いキャラだ、パサー。というか、このアニメの悪役はなんかみんなイイよ。

ついに敵の総大将と対面。ついに、と言ってしまったけど、そういうのがおると示されたのはついこないだ、前回の話なのだから、早くも、と言うべきなのか。でもまあここまで紆余曲折あったんで、ついに、てところ。でもまで１クールなんですよな。濃いな。し…

この作品は毎回何かしらおかしな点を残すな。ポポはなぜ遺跡を調べない？そこから守護者の証の謎に迫れるかもしれないのに。前回も「森から虫がいなくなった理由」について触れなかったし。うーん腑に落ちない。そこは置いておくとして、新キャラですが。か…

温泉温泉。甲虫バトル無しの番外編的な作りながらも、新しい仲間が増えたり。他にもチビの恋とかブーが人妻に惚れたりなんて意外な展開続きで楽しかったのはいいけど、ムシがいなくなった件に何の進展も無かったのが気がかり。次回に引っ張るのかな？

これまた残酷物語。なんだか最近、ノリが伝奇ものチックなんだが。ムシバトルと何かが乖離してしまっている気がしなくもない。吹雪からポポを守る三人組が何気に熱かった。