Pumpkin Scissors 第1話

 原作は単行本最新刊まで読了。結構好き。
 なかなか原作の再現度が高い。語るべきを語っていて、無駄が少ないです。 冒頭、戦争が終わって伍長がたそがれる辺りの無力感・戦争の凄惨さが良く出てて唸りました。で、これなら安心して見ていられる、と結論付けたのもここ。
 戦争が終わっても日常は戦時と地続きで、おかみは何もしてくれず、貧困は国民にのみ降り注ぎ、力のやり場をなくした兵士は振り上げた拳のやり場に困っている。*1上が勝手に判断を下しても、その後のフォローがなければ国民は自分の力でなんとかするしかない。しかし力も財も無くしたあとに何をどうすればいいんだろう。という。その辺りの原作が語りたかった無常観みたいのをうまく拾っていると思います。
 戦闘シーンも伍長の狂気とそれに対する相手の恐怖がありありと画面からにじみ出ていて迫力がありました。霧も出て薄暗い中、不気味に光るランタンが印象的。CG戦車もそんな違和感もなく。
 そのほか。伊藤静三宅健太はもうハマリ役でしょう。違和感無しです。体を傾いで伍長の前にどアップになるアリスかわいか!声も含めて、アリスさんが原作よかかわいく見えました。やー、改めて見ても無鉄砲な人だ。OPなかなかかっこ良いんだけど、EDに全部持っていかれましたね。あれはヒキョーです!
 というわけで。いまんとこ今期NO.1ですよ。今後も期待しても、いいですか?*2

*1:これはアリスや伍長にも当てはまるフシがある

*2:GONZOだけにソルティ風に