はずむ社会復帰の巻。
はずむと友人たち4人の距離感が良くわからない。はずむが女性化してしまう前に4人で会話するシーンがあれば比較できるんだけど。
更衣室、クラスメイトとの会話。「別に気にしないよ」「これがほかの男子だったらぶっとばすところなんだけど」ということで、はずむは元々特別な存在だったことが窺える。まあ異性として眼中になかった、とも言えるんだけど。いてもいなくてもかわらんというか。喜べばいいのか悲しめばいいのか。
はずむのおおらか、というか以前と変わらない対応にドキマギする明日太が微笑ましい。わかる、わかるよ。やっぱりこいつの動向は目が離せない。
とまり先生の女の子レッスン。「階段は飛ぶな」お前1話で豪快に飛んでたじゃないか。「これくらいのポーチを持って持ち歩けるようにしておくこと」アレですね先生!
やす菜はどうにも魅力を感じない。彼女について描かれるのは3話以降なので、ここでは気にしないでおく。
戸惑うとまりにはずむのセリフ「姿が違うだけで僕は僕だし」悟るの早いなあ。なんて前向きな子だろう。女の子に振られて山を彷徨っていた人間と同一人物とは思えない。やはり脳のどこかが……。話はずれるが、この「僕は僕だし」というリクツのセリフはあまり好きではない。自分を見失って*1悩みに暮れているキャラに「おまえはおまえだ」と励まして回復する、なんてシナリオは良く見かけるが、そんな言葉で悩みは晴れるのか?自分が自分だから苦しんでるんじゃないのか。
大挙して押し寄せるマスコミ。怖がるはずむがかわいすぎる。こいつぁ男にしとくのはもったいねえ。子供の頃と変わらないはずむに、これからも守ってあげると誓うとまり。男らしい。とまりさん、あんた宇宙船にぶつかってみないかね。
問題の「オネニーサマ」が来てしもうた。黙殺。
という感じで、はずむとの距離の取り方に悩むとまりを中心に、はずむの女の子生活のスタートを描いた今回のお話でした。随所にどきどきするシーンを挟んで、なかなか飽きさせない工夫がなされていました。こいつはあなどれないかも。
*1:生まれが特殊だったりして