じゅじゅるさん。2

じゅじゅるのへたれ感想ブログ

日曜朝特撮

 リュウケンドー。すっかり忘れ去られていたジャアクムーンとの決着を綺麗につけてあげる辺り、スタッフから愛されている感を感じつつも、新たなる敵の登場の伏線に使われていたり、一筋縄ではいきませんね。純粋な力勝負、心行くまで堪能しました。
 ボウケンジャーボウケンジャーの傲慢と欺瞞に疑問符を投げかける?前後編開始。地球の平和と改善に楽しそうだものなあ、特にチーフ。敵側だって自分らの組織の復権とかいろんな思惑があるんだから、もっと必死にならんとあかん時期なのかしら。さらに巻き込まれた側*1はたまったもんではない、ということか。シリーズの根幹を揺らし、今後の明暗を分ける前後編になりそう。
 仮面ライダーカブト。ドレイク編終了、と言ったところかな。ゴンとの別れのシーンはじれったくも魅せるシーンになってて、やきもきさせてくれました。風間が言葉に詰まった時、ゴンが後を継いでくれて風間が「そうそう、それそれ」で、笑顔でお別れ、みたいなのを予想してたらゴンは半ば拒絶の形で、ちょっと泣きそうになりました。あれはせつねえ。ゴン奪還の折の、天道によるメシで局員を満足させて奪還という計画はいかにも天道らしく、そんでもって井上先生らしい持っていき方でもあり、実に面白かった。アバンとラストの戦闘の関係も上手く出来てました。ライダーシューティングをキックで跳ね返した前半を受けて、後半はキックで返しつつ、クロックアップの応酬でまんまとザビーの裏をかく、というひねり方。唸りました。クロックアップといえば、クロックアップ状態で、ドレイクがゴンに気付かれずにゴンの涙の滴を救うくだりはキザに決まっててこれまた良かったです。かなり満足の出来。ところでサソリって当然空飛べないけど、どうやって適格者の元にやってくるのかな。いや歩いて来るんだろうけど、それってまぬけっぽくない?どう捻ってくるのか今から楽しみです。

*1:今回の場合海の住人