BanG Dream! 2nd season #6 You Only Live Once

いつのまにか呼び名「ロック」が浸透してますね、六花ちゃん。

 

実力派、飛び道具、アイドルと来て、4番目は幼馴染バント。

一見して地味ですが、他バンドより結成時期が早く、安定感がありますね。それは蘭の言う「いつも通り」の積み重ねによるものでしょうか。

 

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幼馴染はいつも一緒にいるのが「いつも通り」だった。それが出来なくなった時、彼女達は新しい「いつも通り」を見つけた。それが。バンド活動。いつも通りとは、変化がないことを指しません。彼女達の「いつも通り」は常にアップデートを重ね、彼女達のまま成長していく。

自分達の在り方を変えずに前へ進む、それは言うが易しで、彼女達も苦悩と縁がないわけではない。その辺りは是非、ガルパをプレイして体感して欲しいです。

 

さて。商店街のお祭りと言う一見ロックじゃない催しですが、雨に降られてもAfterglowは「いつも通り」でした。そんな彼女達を見て「かっこいい」と見惚れる香澄。4バンドそれぞれから自分達とは違うバンドスタイルを見せつけられた彼女達ですが、Afterglowの「目標は武道館」と聞いて、感じ入るものがあったようです。おたえと謎のギタリストはポピパを新しいステージへと導くのか。六花の前に現れた、圧がすごいが可愛いもの好き?のあの方はいったい?六花の物語もまた動き出しそうです。

 

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カードの再現、感動しました。

BanG Dream! 2nd season #5 雨のRing-Dong-Dance

 

 

 

 

 

 ……このように、事あるごとにゆら・ゆら好き好きアピールしてきた私ですんで、前回の次回予告ですでに一度死んでいるわけです。(死因・嬉死)

ゆら・ゆらは千聖を完璧な才女と見誤った彩(を代表としたパスパレメンバー)と、表層をなぞっただけで自分がどういう人間か決めつけられたと激昂する千聖のすれ違いを描いたイベントストーリー「つぼみ開く時」のテーマ曲で、すれ違って、それでも惹かれ合い、飛び立つ姿を描いた彩と千聖のデュエット曲です。

 

今回は、そんな背景を持つ楽曲を意識したサブタイですから、パスパレ回といいつつも、彩と千聖の「その後」を、あの頃をリフレインする形で描いているわけです。

白鷺千聖は苦悩する姿を(仲間にすら)見せたくないし、なんだったら犬の散歩をしたいから早く帰ります、という事すら言えない人です。それは隠し事が多いとか仲間にすら素顔を見せたくない、というよりは、周りの無言の要請に従って完璧を演じてきた過去の自分の習性が抜けきっていないと言えるのではないでしょうか。時を経て、壁は徐々に薄くなっていってはいるのですが、なくなったわけではないのです。今回のエピソードはそこを引きずりながらも、むしろ彩に対する強いリスペクトがゆえの行動だったと明かされていきます。

 

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「無理しないでくださいね」

弦のくたびれ具合から千聖が「無理をしている」事を察した麻弥さん。スタジオミュージシャンの経験のある麻弥らしい気付き。あまり大事にせず、さりげなくエールを送るのが縁の下の力持ち気質の麻弥さんらしくて良いですね。

変わったのは千聖や麻弥だけでなく、メールで「大丈夫?」と送る程度にとどめた彩もそうでしょう。昔だったらもっと質問攻めにしたのでは。

 

ベースとボーカルの兼任に苦戦していることをおたえに打ち明ける千聖に(おたえには言えるんですよ!これはパスパレメンバーが信用できないってことじゃなくて、信用の形はそれぞれ違うって事でしょうね。付かず離れずの距離感のあるおたえにだからこそ打ち明けられたのかもしれません)、ボーカル兼ギターを務める香澄の負担について「話し合って」パートを考えてる、とポピパの内情を話すおたえ。「ツインギターだからできることね」と返す千聖におたえは続けて、

 

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ツインボーカルではできないですか?」と投げかけます。アニメ一期からそうですが、音楽についてはほんと鋭い発言が目立つおたえです。おたえはこう、ソロで活躍する場面がたまにあって(ガルパのポピパバンスト二章とかが顕著)、エキセントリックなようでいても、彼女の経験則(ライブハウスでのバイト等でいろんなバンドのあり方を見てきた事とか)がちゃんと活かされているんですよね。

 

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ここ好き。

 

校舎裏に呼びつけたおたえにワイロを握らす千聖さんぱねえっす。イヴの「やまぶき色のお菓子」って言い回しが可笑しいですね。

千聖はどれだけ練習したかお客さんには関係ないという理屈を展開、そこにすかさず「彩先輩たちにもですか?」と返せるおたえはほんと鋭いとこ突くんですが(「今お客の話してませんよね、話ずらしてますよね」ってことですよね)、そこで一緒に悩むのがポピパだけど、パスパレにおける千聖はなんでも出来る日菜やスタジオミュージシャンの経験のある麻弥のような「やれる側」ではなく、彩と同じく「やれない側」に立っていて、そこには明確な線引きがあるように捉えているんじゃないでしょうか。だから「足を引っ張りたくないから影で練習する」という発想になる。できない分はみんなでカバーしようとするポピパ(アニメ第一期11話「歌えなくなっちゃった!?」を参照のこと)とはそこが違う。仲間だけどライバルなんですよ。

 

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この日菜の「ふ〜ん?」は「大体わかった」という意味です。こやつの前で内緒事はできません。今回は控えめの出番でしたが、この人はなかなか「すごい」人なので、気になる方はガルパやって欲しい。

 

『アイドル・丸山彩』の横に並ぶ自分は完璧でないといけない。「出来ない」を「頑張る」の一点突破で覆してきた『丸山彩』は、素顔を女優の顔で覆い隠し手練手管で芸能界を生き抜いてきた千聖が見つけた光であり、彼女に並ぶためには「本当の自分」でぶつからないといけない。


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彩が千聖に対してそうしてきたように。

 

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雨は彩と千聖の原点を象徴しています。雨の中、ずぶ濡れになりながらライブ告知チラシを配る彩の姿に心打たれたあの日を彷彿とさせる。そして、ふたりのすれ違いと羽ばたきを歌った「ゆら・ゆらRing-Dong-Dance」と合わせて「雨のRing-Dong-Dance」。何度も衝突し、その度に原点に戻る。その繰り返しの中で彼女たちのパレットはより彩りを増していく。きっとこれからも。

実にパスパレらしい、瑞々しいエピソードでした。 

 

 

BanG Dream! 2nd season #4 ゴーカ!ごーかい!?のっびのびワールド!

 

ミッシェルはロボット説、ファンの中の妄想だったはず……。それがまさかの映像化!

 

一向に形にならないポピパ主催ライブの構想。悩むポピパの前に現れたのは神出鬼没のスマイルガール、弦巻こころだった。てゆーか、いま3階から飛び降りませんでしたか。そんな破天荒なこころ率いるハロー、ハッピーワールド!回です。

 

わりとそこそこ現実寄りのバンドストーリーだったはずのバンドリアニメとしては飛び道具的に映るかもしれません。今回はハロハピの背景もほぼ描かれてませんから、ジョーカー的な立ち位置といえば良いか。

 

ハロハピが伝えたかったことは「やりたきゃやれば? 私はやった」みたいな、そりゃお前はできるだろーが一般の高校生には無理! な話で、通常は奥沢美咲が言ったように「落とし込む」作業が要るのでしょう。1話でちゃんとしたライブも行っていた彼女達ですからいっつもこうというわけではありません。弦巻こころのぶっとびアイデアを奥沢美咲が「落とし込む」、このみさここのバランス感あってこそのハロハピです。

ポピパだって香澄の文化祭ライブやオーディション挑戦などの無茶振りに対応してきたわけで、そういうぶっ飛んだ発想を練りに練ってまとめればちゃんと形にできるはずです。そういうヒントのかけらはつかめたら良いのですが、さて。

 

ただ、今回のハロハピライブ? は、この「落とし込み」の無い、生の弦巻こころでしたのでなかなか刺激的でした。こころの至上命題は「世界を笑顔にする」なので、思考の迷宮に迷い込んだポピパを笑顔にするためにはここまでする必要があった……という解釈でどうでしょうか。……いや、アニメ映えするパフォーマンスでしたが、あんまりにもぶっ飛び過ぎたので受け入れる方も苦労します。アニメバンドリの世界観をもブレイクしかねない思いっきりの良さでしたので。ギャグアニメの「ガルパピコ」寄りでしたからね今回。まあこういうトンデモが出来る唯一の例外が弦巻こころだとご承知いただければ……。

 

細かいところでは、第1話の感想でも触れたように有咲と美咲のコンビが好きなんでそこらの絡みがちょっとでも見れてよかったのと、あとコレです。

 

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このナチュナル手つなぎ……。奥沢、そういうところだぞ。

 

まあとにかく、ショーとしては大変楽しかったし、ハロハピの各キャラの紹介編としても充分だと思うんで、これでよし!

BanG Dream! 2nd season #3 Sing Girls

六花ちゃん、強い子ですね。

好きなものを好きと言い切れるのって強さだと思うんですよね。観客がRoseliaの熱気でやられている中、ポピパさん最高です!って言ってくれるファンのありがたさったらないですよ。

やりたいことが真っ直ぐ定まってて、人見知りするようでも主張はちゃんと口にできる。

何よりバイタリティですよね。周りにも支えられたんだろうけど、自分で決断して自分の力でいまの位置にたどり着いたわけですよ。よくめげなかったと思います。

 

で、彼女の原動力のひとつとなったポピパの楽曲群っていうのは前にこちらで書いたことがあるんですが、

 

jujuru.hatenablog.com

 

基本的に自分(香澄)を、あるいは自分たち(Poppin’Party )を奮い立たせる「自分応援歌」だと僕は思っていて、プロジェクト開始時から彼女たちを見てきた作詞作曲陣が、リアルやアニメの彼女たちのための歌を作ろうとして、彼女らを間近で見て、等身大の曲を作ろうとして出来上がったものだと思うんですね。

例えばアニメ一期でSPACEのオーディションで歌った「前へススメ!」は、1度目のオーディションではからっきしで、そのあと香澄の声が出なくなって、でもポピパの仲間たちがみんなで歌おうと提案して磨き上げてきた、その有様をそのまま歌った曲なんですよ。それはきっとリアルバンドでも同じで。

だからポピパがいまどう思ってるか、これからどうしていきたいのかが各曲にダイレクトに反映されてるんだけど、それらは誰かに聞かせたい曲、と言うより自分に向けた曲になってるんですよ(最近はもっと幅が出来てきました)。でもそれが武道館ライブで(同じ曲を歌っているのに)「みんな」に向けて発しているように聞こえて、僕はそこに感動したんです。

 

それと同じことが今回描かれていて、自分たちの中でだけで終わらず、SPACEのステージに立てたことで外に向けた、みんなを応援する歌を歌えるバンドに成長したことが六花の回想を通して描かれている。

 

それと今回の演奏が蔵で行われたことも象徴的で、一期でのクライブと今回を比べると意識がより外に向けられているのが分かります。ちゃんと意識して、目の前の人に届けようとしている。選曲も含めてね。曲もそうですが、香澄の表情に注目してほしい。

 

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今回はそういったことに感動しました。六花ちゃんを通して、ポピパの「今」を客観的に見ることができました。なるほどなー。

BanG Dream! 2nd season #2 黒き咆哮

友希那さんはいつも言葉が足りない。

 

まあ今回もいろんなトピックがあって。

まずはRoseliaバージョンのOPお披露目ですね。これと同じものがガルパのMVモードでノンテロップ版を何度でも繰り返し見れるのでそちらもぜひ。紗夜さんファイヤーかっこよすぎです!宝石の街を歩く紗夜さんからリサ姉への流れも気持ちいいですね。髪ファサー。

 

今回はPoppin’Partyが主催ライブのゲストとして参加することで「ライブを主催するとはなんぞや」を身をもって知るっていうお話。これが人見知りするタイプの燐子先輩からの提案ってのがまた良い。彼女の世界は確実に広がっています。

 

今回もライブシーンはキレキレで、Roseliaの代表曲である「BLACK SHOUT」(の、リマスター版)、非常にカッコ良かったですよね。圧巻のパフォーマンスが実際画になっているわけですから、リアルバンドのファンでもある自分としても嬉しい限りです。

キャストの挙動は多分バンドリ5thlive辺りを中心に参考にしたと思われる箇所がいくつかあって、なんとも感慨深く……。リサ姉のおっけー☆だ!!

制作陣はリアルバンドを研究し、アニメに反映させてるそうなので、「あ、これあのライブのアレ!」みたいな楽しみ方ができそうです。

 

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2月発売のRoseliaのシングルの限定盤に5thライブが収録されたBDが付くんで、みなさまぜひ。

 

 Safe and Sound[Blu-ray付生産限定盤]

 

Safe and Sound[Blu-ray付生産限定盤]

 

 

友希那さんは、私たちとあなた達は違うバンドで、おめーらはおめーらの音楽があるのに私らと同じもの目指してどうするの?というようなことが言いたいんでしょうが、最低限の言葉だけ放ってあとは自分で考えなさいというスタイルなんでしょう、それはわかるけど……。

ガルパの方のイベントではつい先日同じような言葉足らずが原因でこじれてアフグロとバトる流れがあって、それを過ぎてる人間的には「いつもの」という感もあります。

なんていうか、友希那さんは誤解上等、それでお互い高め合えるのならいいじゃないみたいな不遜さがあって、そこが強キャラ感を醸しているとも言えますが、まあメンバー的には気を揉むことになるわけで、そこそこにして欲しいところ。

ポピパのことは認めているのが端々で伝わってくるし、これでくじけるバンドだとは思ってないんでこれだけのことが言えるんだろうな、とは思います。

 

ただ、今回の流れとしては香澄の「同じように」発言でポピパの他のメンツが即座に「いやあ……」みたいなリアクションをわずかに取っていて、これはメンバー内のすり合わせで解決する問題だろうなとは思います。香澄ひとりだけ自分たちに足りないものを自覚できていない、これは一期の踏襲ですね。世話の焼けるリーダーです。

ポピパにせよRoseliaにせよ、リーダーの走っちゃう性格に周りが振り回される構図ですが、それに余りある魅力があるのだから困ったものだ。

 

次回は蔵イブやるみたいですが、原点に帰ってこれからのポピパについて真剣に向き合う感じですかね。こうやって各バンドと交流しながら主催ライブをする覚悟を問われていくんでしょうか。RASのメンバーは六花ちゃん以外ほとんど出番ないですが、どんな化学反応を見せてくれるんでしょうか。楽しみですね。六あすもよいものだ。

 

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今回のハイライト

沙綾「生徒会室まで有咲姫のお供をしますか」

有咲「はいはい、よきにはからえよ」

あー、有咲のこの慣れたあしらい方……。これはしょっちゅう姫呼びしてますね、沙綾さん。

ゴチです! 

BanG Dream! 2nd season #1 Happy Party!

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フルCGで復活、待望の第2期です。
香澄達は2年生に進級、スマホゲーム「ガルパ」の4バンドも参戦、それぞれのキャラの関係性もゲーム版の延長で、アニメ一期から直で見始めた人にはとっつき辛い内容でした。
ポピパのメンツが知らん人と何故か楽しそうに絡んでる、と見る人もいるでしょう。
りんりんの成長とか、変わらなさとか、とても良いんですが。
そのかわり、5バンドのライブシーンをぶち込むという、制作陣のキャパを心配したくなるような豪華仕様で、その中でキャラクター達の雰囲気だけでもつかんでもらおうという趣向。本格的な物語のスタートは第2話からになりそうです。

一方、各コンテンツを経てきた身としては、冒頭のパスパレのやりとりだけでニヤリとしてしまうし(彩ちゃんが脱線しそうなところを千聖さんがフォローして日菜が笑うあの感じはまさにパスパレ)、蘭ちゃんがさっそく友希那さんに噛みついていたり、「いつも通りだ!」と嬉しくなってしまいました。

見どころとなるライブシーンは各バンドごと趣向が凝らしてあって何度も見れちゃう。
Rosaliaのライブシーンはリアルバンドにかなり寄せてあって、相羽あいなさんと同等の振り付けを友希那さんがしていたり、各キャラの細かい仕草にグッとくる場面が多々。
こころのただひたすらに自由なステージングはものすごくらしさが出ていて、ほんとに感無量でした。

あとまあ……。上の画像ですけど、市ヶ谷の後ろの席が奥沢ってだけで自分的にはワクワクが止まりません。
www.pixiv.net
こういうの書くくらいなんで、席順だけで色々妄想できました。ありがとうございます。

あとはねえ、あっちゃんとあこちゃんが同じクラスでしょ、どんな会話したりするのか、今から楽しみですね。

ラスト、ライブを主催すると宣言した Roseliaですが、それに被せるようにポピパもライブやります宣言。ポピパちゃんに悪気はないでしょうが、見ようによっちゃ宣戦布告です。蘭ちゃん……、もとい、Afterglowや他バンドも黙っちゃいないでしょう。事務所所属の縛りがあるパスパレがどう絡んでくるのか。大ガールズバンド時代ってこういうことか!火花散るぜ!

見る人のスタンスによって感想が変わってくる初回だと思うのですが、次回からは新キャラも絡んでくるでしょうし、いろんなひとが楽しめる作品になってくれるといいな。

話数単位で選ぶ、2018年TVアニメ10選

に、参加します。

 

shinmai.seesaa.net

 

 

 ルール

・2018年1月1日〜12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。

・1作品につき上限1話。

・順位は付けない。

 

 

2017年。

話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選 - じゅじゅるさん。2

2016年。

話数単位で選ぶ、2016年TVアニメ10選 - じゅじゅるさん。2

2015年。

話数単位で選ぶ、2015年TVアニメ10選 - じゅじゅるさん。2

2014年。

話数単位で選ぶ、2014年TVアニメ10選 - じゅじゅるさん。2

2013年。

話数単位で選ぶ、2013年TVアニメ10選 - じゅじゅるさん。2

2012年。

話数単位で選ぶ、2012年TVアニメ10選 - じゅじゅるさん。2

2011年。

話数単位で選ぶ、2011年TVアニメ10選 - じゅじゅるさん。2


それでは行きまっしょい。

 

 

からかい上手の高木さん  第12話  手紙/入学式/席替え

あのタイミングで「出逢った頃のように」を流すとは、やりおる。

最後の最後に、図らずとも西片が一本取って終わるというのも粋ですね。

いつものからかいから始まり、出会いの日を描き、そしてまさかの不意打ち。この流れが気持ちいいんです。

 

 

宇宙よりも遠い場所   STAGE13  きっとまた旅に出る

カルピスが薄いみたいなどうでもいい苦情をさらっと流すとか、貧血気味だからひじき食えとかいうささいなエピソード挿入、いいよね。どうでもいいこと、できるくらいになったんですよ。南極で。

そういうささいなエピソードが、彼女たちの成長を物語っているんですよね。

緩やかに、これまでを噛みしめるように終わっていく感じがよかったですね、なんか無理に作り込まない感じがフィットしてました。あんだけ気張っていた報瀬もさっぱりしてね。

最後の最後でさっとサプライズぶん投げて終わるのもこのアニメらしい爽快さでした。 

 

 

TO BE HEROINE EP:01  異世界の住人

 後半の良作画バトルや随所に差し込まれる下品さは前作譲りですが、前作「TO BE HERO」よりシリアスめで、特に1話は中国の社会風刺も盛り込まれている。

そして異界へ紛れ込んだ後のギミックがほんと秀逸で、おまけにその世界は目眩がするほど猥雑で刺激的でした。

なかなかこう、挑戦的なアニメなんで、このシリーズは続けていってもらいたいなあ。

 

 

はねバト! 第1話  すっごい才能!

「みんながみんな、渚みたいに出来るわけないでしょ」

この第1話全体から感じる殺気めいたなにか、なんなんでしょうか。

僕は原作読者ですが、巻がすすむにつれて圧が強くなってくるんですね、漫画の方は。1巻とかだいぶほわほわしてるんですよ。

アニメはその辺だいぶチューニングされててバトミントンに狂わされた人々の愛憎がのっけから全開です。

アニメでは群像劇寄りにし、部員たちひとりひとりに役目を与えた。背中の針で傷つけ合う人々をまざまざと見せつける道を選んだ。僕はその選択を支持したい。

  

 

少女☆歌劇 レヴュースタァライト 第3話

THIS IS 天堂真矢。富田麻帆さんの圧倒的歌唱力が天堂真矢の圧倒的キラめきを裏付ける。キャストの熱演、地に足のついた作画演出、目まぐるしく変わる舞台装置を我がものとし、常に上に立ち続ける圧倒的勝者感。華恋の最初の壁として、あまりにも、あまりにも鮮烈。まあ惚れますよね。

 

 

新幹線変形ロボ シンカリオン 第31話  発進!!シンカリオン 500 TYPE EVA

エヴァンゲリオンとのコラボ回。交わるはずのないふたつの世界を緻密な構成で合体。制作側の不断の努力に敬意を払いつつ、それはそれとしてひと夏のアナザーストーリーとして非常に面白かったです。新幹線三姉妹は夏の幻。甘酸っぱいじゃないですか。年下が身近にいたらシンちゃん結構お兄ちゃんするよ、みたいなのはなんか見ていて嬉しかったな。

 

 

ヤマノススメ サードシーズン 第7話  働かざるもの、登るべからず!?

このケーキ屋さんの雰囲気、いいですよね。

あおいがひなたのいないところで自立していく。あおいは立派にケーキ屋さんの一因となり、ひとを笑顔にし、まわりまわってここなの元へ届いていく。ヤマならぬ労働ノススメ。

ひとってこうやって自立していくんだなあ、と、親目線で微笑ましく見てしまいました。

 

 

プラネット・ウィズ  第12話  見ろ、宇宙は祝福に満ちている

山場に次ぐ山場、目まぐるしく立ち位置が変わる人間関係と、とにかくスリリングなシリーズでした。そしてその最終回、孤独に復讐をとげることだけをめざしていた少年が時を経、種族を超えた仲間たちとともに世界を救うラストバトルはただただ感無量というか。最後の勝利は、復讐を縁を切ったからこそ得られたもの。人々はそれぞれ、ここまでで得たものを背負い戦う。その果てに見つけたものとは。

「幸せっだったことを忘れない。憎しみだけを忘れる」

喜びの裏には常に憎しみがあり、人にはそれぞれの側面がある。

誰もが誰かを憎しみ、破壊し続けてきた。誰もが誰かを愛し、育み続けた。そういう物語。

「好きな角度で見ればいい、この物語を」

この言葉は、全てのアニメファンへの福音ではないでしょうか。

 

 

やがて君になる 第1話  わたしは星に届かない

僕、原作ファンなんですけど、こう、漫画ではいまいち掴めなかった学園のスケール感がしっかり伝わってきて、それだけで感動ものでした。

校舎裏から生徒会室までの距離感が掴めてなかったんですけど、うっそうとした木々を抜けてふわっと解放的になった場所に生徒会室があるの、とても良かったです。特別、って感じがするじゃないですか。「特別」ってこの物語の重要なキーワードだと思うんですよ。侑がずっと望んでいた「特別」がこの先にあるかもしれない。そこへ七海先輩がいざなう一連のシークエンスは本当にバシッと決まっていたなあ。

 

 

ゾンビランドサガ 第十二話  グッドモーニング アゲイン SAGA

毎回、技巧を尽くしたライブシーン、ほんと楽しかったなあ。

歌詞にしろぶっとんだ演出にしろ、ゾンビだからこそできるオンリーワンに満ちていました。

ステージが積雪で破壊されても、フランシュシュのメンバーはひとりひとり立ち上がっていく。そして構えのポーズを取って源さくらの復活をただ静かに待っている。会場から手拍子が広がり(記者の二人が会場の異様さに釣られて無意識に手を打っているような表情なのも芸コマ)、ついに立ち上がるさくら。

この復活までのタメがたまらなかった。

手拍子しか耳に届かない。メンバーも観客も望む言葉はひとつ。

「よみがえれ!」

鳥肌じゃないですか。

ライブ中のみんなの表情も非常に凝っていて、特に、必死に食いついていくさくらの懸命な表情に胸打たれました。

ゾンビィだからこそ届けられるメッセージがある。いかにもイロモノなスタートダッシュから、彼女らはここまで来た。佐賀の復活はこれからじゃろがい!

 
 
 

今年も一年、ありがとうございました。

10本選んで、これはなかなかメッセージ性の強いエピソードが揃ったな、という印象です。

選んでたら結構な候補数になってしまい、今年も目一杯アニメで感動や勇気をもらったんだな、と感慨深く振り返りました。

また来年もアニメで会いましょう。