機動戦士ガンダムSEED 遥かなる暁 後編

 サイクロプス起動からオーブ消滅まで。大量殺戮兵器による殺し殺されの醜い戦争。地球軍とコーディネーターそれぞれが「敵は存在してはならない悪」として認識しているように描かれます。大きな追加要素としては、EDにファンの人気が異様に高かった挿入歌「暁の車」を採用した点と、EDの新規描きおろし映像。「暁の車」はカガリの父との離別のシーンで本編でも効果的に使われていた曲で*1、今回はそのシーンからさらにEDにまで流れ込む、なかなか涙腺を刺激しやがる仕様に。まあ赤服の中央でふんぞり返る西川さんには笑わせていただきましたが、気合の入った作画となっておりました。さて。今回の話でキラとアスランの、友情を戦争に引き裂かれた悲劇の物語は完結します。遥かなる暁後編では、カガリの「バカー」でなんとなく和解してしまったような*2描かれ方がなされており、ちょっと不満。*3これ以降はラクス組と合流し一致団結して、憎悪の連鎖を断ち切るために戦います。キラとアスランの物語に主眼を置いていた私としましては、消化試合のようなものでした。*4
 ということでSEEDお終い!あ、機動戦士ガンダムSEED DESTINY先行試写会のCMで分離したインパルスが。コアブースターですか。

*1:他にも何回か使われている

*2:カガリのこの発言自体は好きなんですけどね

*3:キラとアスランがお互いの友を殺した事を確認し、戦争について語るシーンがカットされていたのはどういう意図でしょうか。まああれもカットされなかった曖昧な結論(何と戦うべきなのか考えよう、とか)で終わってしまうので掘り下げにはなっていないんですが、カットされたことで、一生懸命考えた末の彼らなりの結論ではなくなってしまっています

*4:カガリとラクスは接着剤