キリヤのいい加減な性格（協力の意味がわからないらしい）を前に、優しくも徹底的に道義を教え込もうとするほのかと、そのさまを怖いとこぼす先輩にフォローを入れるなぎさ。ふたりが徐々に理解しあっていく課程が見れるのは嬉しいし楽しい。敵であるはずの人間と触れ合って考えが変わっていく、心が揺らいでいくっていうのは他の作品でも見かける要素ですが、ほぼ１話使ってほのかが、あくまで自然に人間という生き物が何故協力し合うのかをキリヤに説いてみせる構成は見事です。一方のなぎさですが、おばあちゃんと文句たらたらなおじいちゃんが心の底から愛し合っているようには到底見えない。恋愛に奥手なのが良くわかるエピソード。*1なぎさとほのかが別行動をしつつも、きちんとひとつの話にまとめられていました。
*1:ついでに新アイテムのさりげない？アピールも。
